エンジン交換(ディーラー作業)

10数年前にエンジン交換を行った。
エンジン本体はBCNR33 N1。タービンはBNR34(ノーマル)×2としたが、基本的にエンジン本体は丈夫であるため、エンジン交換自体による変化は、せいぜい騒音の低下しか体感できなかった。
タービン交換の方が効果を体感でき、BNR34純正タービンはBNR32純正タービンと比較し、低回転域の過給し始めが早いと感じられた。
その他、補機類で新品交換していないのは、エアフロメーター(中古交換)、インタークーラー、パワートランジスタ、イグニッションコイル等が挙げられ、タービンについても再び交換時期に差し掛かっている。
エアフロ不調時にはフェイルセーフで2000回転以上エンジンが吹け上がらなくなるので直ちに体感できると思う。
エンジン交換作業は当時は品川に所在した日産プリンス東京 モータースポーツコーナーで行ったが、当時はオプション込みで約100万円であったのが、現在は約2倍の金額になっている。

エンジン換装後、暫くしてカ○○○座間でのオイル交換時の作業ミス(オイルフィルターのパッキン欠落)によるオイル漏れで、オイル量が激減した経緯がある。早期にオイル量の警告灯点灯に気が付き、エンジンオイルを足すとともに、近隣の日産プリンスでオイル再交換とオイルフィルター交換を行ったが、エンジン本体に全くダメージがなかったかと言えば疑問が残るところである。
その後10年以上経過するが、不具合は発生していないため、問題なしと判断する。

普段は、町乗りが中心であるため、高回転までエンジンを回す機会は限られるが、信号からの加速や料金所からの加速等で回す機会を得ている。その際、普段蓄積したモノかどうか不明であるが、マフラーから黒煙が噴出されるのが確認できる。後続車はさぞ驚くであろう。

エンジン交換後10年以上を経て、
①タービンはいつ逝ってもおかしくないこと
②タービン交換には約50万円を要すること
③タービンアウトレットは東名製を用いた方が望ましいこと、などを告げられている。

RB26のブーストは、エアホース配管に埋め込まれているオリフィスで制御していると聞いている。よって、今回のエンジン交換にあたっては、当該ホースをBCNR33のモノを用いることによって、若干のブーストアップを実現している。
このブーストアップを体感することは殆どできず、今回のエンジン交換一式の効果として最も体感できたのはBNR34タービンの導入である。
私のような鈍感な人間でも体感できたので、誰でも実感できるはずである。

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