運転席のドアに装着されているパワーウィンドウの開閉スイッチ(つまみ)先端部が光ることを知っているだろうか?このような場所に照明を仕込むのは、バブル期に生まれたクルマならではだろうか?
今となっては殆どの車両がこのバルブが球切れしていると思われ、光る状態を維持している車両は皆無に近いと思われる。
この際、白熱球のバルブを入れ替えるより、LED化してしまうことをお勧めしたい。
以下に交換手順を記す。
1.パワーウィンドウスイッチを車体から取り外す。
パワーウィンドウスイッチの前端、後端をマイナスドライバーを使ってこじればアッセンプリーで取り外せる。
スイッチ本体が外れたら、2か所ハーネスコネクターが存在するので取り外すと車体側から外れてくれる。基本的にはめ込んであるだけである。
2.バルブ交換
外したスイッチアッセンブリーを見ると、背面に白いカバーが装着されている。
これを留めているツメを外すようにこじるとカバーが外れるので取り外す。
基盤が表れ、その中央に茶色いバルブが装着されているのでマイナスドライバーで捩じって取り外す。
取り外したバルブは、T3タイプであったと記憶している。
やや高さのあるLEDバルブ(純正の白熱バルブは数センチ高くなっている気がした)を購入し装着する。
少しLEDバルブの方が装着する穴より大きいが、力任せで突っ込みマイナスドライバーでこじると装着可能である。LEDは極性があるので発光しない場合は、180度反転させるなどして極性をいじってほしい。
このバルブを交換している事例では、はんだ付けを外して基盤まで分解してある事例が掲載されているが、今回はそれを行わず簡単に交換できる手順を紹介している
3.原状回復
バルブ位置と実際に光らせたいつまみの位置は、パワーウィンドウスイッチを横から眺めると元々少しズレている。
バルブの光点を純正バルブに近い高さになっていないと満足な光量が得られない。
この辺は個体差、好みの問題もあるので、バルブを光らせるコネクターを繋いで光量テストを入念に行ってほしい。
8年ほどBNR32を乗っていますが、パワーウインドウスイッチが光るのは知りませんでした(笑)
ご一読ありがとうございます。
今後ともご支援のほど宜しくお願いします。
また、引き続きBNR32を維持されるよう祈念します。