オイルフィルターからのエンジンオイル漏れトラブルの後、車両を引き取ってディーラーから出庫したところ、ブレーキペダルがスポンジーな違和感に見舞われた。ディーラーに舞い戻って、確認してもらったところマスターバックが壊れているということで、すぐさま再入院となった。
代車としてADバンを拝借したが、ハンドル切れ角に驚いた記憶がある。町乗り専用であったら抜群に乗りやすいであろう。
話を愛車の戻すが、エンジンルーム回りを構成する部品も多く交換してきたが、未交換(少なくとも当方所有になってから)と考えられる部品はクラッチマスター、ABS本体等があげられる。
パワーステアリングポンプも交換しているとはいえ、約20年近く前なので、回転運動を伴う部品はそろそろ寿命を迎えることと思われる。
ディーラー曰く、近年ではクラッチマスターの交換事例が多くなっているそうであるが、交換時にブレーキのマスターシリンダーも取り外す必要があるため、交換工賃が嵩むそうである。
ABS本体の交換も、元々古いABSのため性能も良くないので撤去してしまうのが安上がりな気がしている。
いつも世話になっているディーラーでは事例が無いようで、簡単に済むのかどうか?不明である。
なお、Web等には多くのABS撤去事例の掲載がある。
各部リフレッシュを進めていくと、ブレーキキャリパーOHが含まれることがある。
単体整備でもこれを実施することにより、キャリパーの異常、パッドの摩耗具合などのチェックが可能になるので実施願いたい。
ブレーキの分解整備により、シールキットを交換するとシール部分にあたりがつくまではブレーキペダルを踏み込んだ感覚が以前と比較して変化がある場合がある。(ペダルのふみしろが増えるような感覚)
これは正常な状態で、しばらくすると前の状態に近づいてくるので、安心して欲しい。
2016年末現在で前後ブレーキパッドは装着して7年目に入っている。
年間走行距離が比較的短いことや町乗りに終始していることから、摩耗が少ない状況であるが、材質の経年変化等を勘案するとそろそろ交換時期かと思われる。