以前、エンジンを交換した際にミッションを交換した。
トランスファーは以前のままなので、駆動系を完全に一新した訳ではないが、ミッションとクラッチディスクを交換した時の印象として受け止めていただきたい。
ミッション本体やクラッチディスクは、気が付かないうちに以前のオーナーのクセ等がついているものである。
明らかな不具合があるときには別であるが、関連部品を一新することによって特にフィーリング的な面が多いが新車同様化すること、具体的には前オーナーのクセを取り除くことが可能である。
交換後の印象であるが、元々体感できる不具合は無かったため、明らかに体感できる改善点は感じられなかったものの、部品を交換したというブラシーボ効果の方が大きかったものと記憶している。
そういう意味では普段ミッションをていねいに扱っていれば、大きなトラブルは発生しないということであろうか。
最近の基準でいうと、BNR32のミッションは決してクイックなシフトフィーリングではない。
ただし、以前のスカイライン、例えばR30等と比較するとかなりのフィーリング向上が感じられる。
低いギアでゴリッというようなギアが入りにくいような感覚があるのは通常の状態である。
ていねいなシフト操作を心がけてミッションを長持ちをさせていただきたい。