スピーカーケーブル引き直し

ある日、右フロントのスピーカーから音が出ていないことに気が付いた。
車輌の調子に問題は無いが、正常稼働していない部分があると気になるので、調べてみた。
正常稼働していないといえば、随分前から四輪駆動になっていないと思われるので、ATS油圧ユニットも疑われるが、お金がかかるので放置している。(最近NISMOでリビルトが始まったようだが)
 
スピーカ本体が壊れているのだろうということで、配線の接続等を確認したが見た目では問題は見つからなかった。
左フロント用のヘッドユニット配線を右フロントスピーカーに繋げてみたら音が出たので、これは右ドア内部の配線不良だろうと結論付けた。
 
こうなると面倒だ。断線部分を外観から見つけることは不可能なので、新しい配線を這わせることとした。問題になってくるのが、車両側からドアに伸ばす配線の処理で、ドア付け根のドアグロメットを通すことになる。
 
以前(15年以上前)、ドアロック配線を割り込ませたときにはさほど苦労しなかった気がするが、その後、ドア交換を伴う事故を経験しており、その際ドア本体を交換している。
その際にドア周りの処理が変更されている可能性があるので、ドアグロメットも当時と勝手が違うことが予想される。
案の定、ドアに配線を通すのはひと苦労であった。なお、ドアグロメットに配線を通すにあたっては、針金等で誘導してやることが必須であった。

改めて、新たに通した配線をヘッドユニットとスピーカーに繋げてやる。ヘッドユニット外しに取り掛かり、裏側の配線を観察してみたところ、ヘッドユニットと車体側のハーネスをつなぐコネクターの配線がおかしい。良く見るとヘッドユニット側のスピーカー配線と車体側のハーネスが繋がっていないようだ。ということは車体側の配線には問題ないということか?

とりあえず、新たに通した配線とヘッドユニットを直結したところ、右フロントから音が出てきた。本来、車体側配線に問題が無いとなれば対応を考えなければならないのだが、スピーカーケーブル新設と同時にこれまで右のパワーウィンドウを全開、もしくは全閉した際に左ドアロックがかかるという謎の現象が解消されているので良しとしている。

現在のヘッドユニットに交換した際にコネクター配線を加工した記憶は無いので、少なくとも現在のヘッドユニット装着時には音が出ていなかったと思われる。人間の耳はいい加減で有る。
皆さんもヘッドユニットのフェーダーや左右バランスをいじってオーディオの様子を確認してみてはいかがであろうか?




HICAS警告灯

しばらく前からHICASの警告灯が一瞬点灯するようになった。HICAS本体に重大な異常がある場合には警告灯が点灯しっぱなしになる事が多いという話を以前聞いたことがあるので、電圧の問題かな?と真面目に気にしていなかった。

最近、点灯する頻度が高くなってきた気がしており、改めて別の原因を探っていたが、確かパワステオイルの液面が低くなっているときにもHICAS警告灯が点灯することを思い出した。思い出してみると、比較的急加速時に点灯することが多いため、液面の低下が原因であることを裏付ける理由になるのでは?と思い、パワステのオイルタンクにパワステオイルを追加した。

液面が下がるということは、どこからか漏れている可能性も否めないが、ボンネットから覗いて見た範囲ではオイル漏れは見つからなかった。パワステオイルタンクのキャップから噴き出した跡が見受けられるので、このせいであると都合良く考えることとした。

なお、オイル注ぎ足し後、今のところHICAS警告灯の点灯は見られていない。

追伸:記録を紐解いてみると、どうやら4年ほど前にパワステホースを交換している形跡があった。この位の年数ではまだ大丈夫であるようだ。