2021年の展望

本年をもって車の年齢的には30年を迎える。オーナー歴は若干異なって25年である。平均的なクルマを保有する期間は10年程度と言われている。やや趣味性の高いクルマとはいえ、結果的にいままで現状を保てているのも永年お世話になった様々な人達のおかげと思う。オーナー歴25年と言うことは、西暦1995年からの付き合いになるが、思い出せば1995年という年は歴史に残る出来事が色々と起きたように感じる。1月に阪神・淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件、5月に上九一色村強制捜査である。そして6月にこのクルマとの出会いである。

ありがたいことに最近は緊急性を帯びるような不具合等は生じていないが、壊れそう、もしくは壊れた箇所は概ね修理してきていることが一因と思う。そうなれば古い国産車なので壊れないのは当然かもしれない。最近ふと感じるのは、18年ほど以前に載せ替えたBCNR33 N1エンジン本体が比較的好調を保っているということである。もちろん一切のチューニング等はしていないと言う前提である。

今のエンジンに載せ替え以降、エンジン周りで交換した部品といえば、

・ラジエター

・エアフロメーター

・インジェクター

・カムカバーパッキン

・タイミングベルト

・ウォーターポンプ

である。(定期交換部品は除く)

ターボチャージャーも替え時とは思うが白煙を吹くまでには至ってないので放置している。これらの部品はいわば定期的に交換を要する部分である。実に感覚的な印象で申し訳ないが、感覚的なモノであるが異音の少なさとか、エンジン本体の剛性感等が載せ替え前とは異なる気がしている。(載せ替え前は通常タイプのエンジン)

偶然、感覚的なものが私には合うエンジンとあたったかどうか不明であるが、もし通常は語られることのないN1エンジン特徴の一つであるのならば、お伝えしておきたいと思う次第である。