HICAS警告灯 その2

以前、アース線の追加やフュージブルリング交換などを行なってみたものの、再び症状が認められるようになってきたので、上記の対応は功を奏さなかったようである。少なくともこれらの部品に関する懸念は無くなったものとして、改めて現在の症状を振り返ってみることとした。

1)加速時、段差を乗り越えたような時にHICAS警告灯が瞬灯する。

2)比較的暖かい季節に症状が見られる。

現状の車両状況

1)パワーステアリングキャップはBCNR33用となっており、いわゆる液面センサーが省かれているものが装着されている。

2)キャップのセンサー線が繋がるコネクターは外れたままの状態。

今回の具体的対応

1)パワステフルードキャップをBNR32純正に戻す。(2022年5月現在 購入可能)

2)減少しているパワーステアリングフルードを足す。

今回の結果

結果からいうと、HICAS警告灯の瞬灯はほぼ無くなった。「ほぼ」というのは、いまだに瞬灯することが稀にあるからである。ただし頻度は圧倒的に少なくなったと思う。

かつて、BCNR33用パワステキャップに交換し、キャップ上部の液面センサーが無くなっていることから、パワステフルード減少は影響ないものと解釈していたが、症状は加速時や段差を乗り越えた瞬間に見られることが多かったので、やはりパワステフルードの残量が減少していたことが影響していたようである。パワステキャップ以外にも油圧経路に残量を検知するセンサーがどこにあるのかは不明であるので、ご存じの方はご教示いただきたい(HICAS本体?)。

以上の対応で症状は少なくなったものの、完全に解消されたという訳ではない。引き続き経過を追っていきたいと思う。

追伸:その後経過を追ったが瞬間点灯は治まっていない。その後も加速時に不規則に現れる状態が続いている。もう少し電源に注目して、バッテリーハーネス(+側)やオルタネータ交換を視野に入れて対策してみたいと思う。