ブレーキペダルストッパーラバー・その2

部品が準備できたのでクルマへの装着を実施した。場所が場所だけに苦戦を強いられると想定していたが、運転席をめいっぱい下げて覗き込めば簡単にアクセスできた。ほぼステアリングシャフト基部と同じくらいの場所であった。事前に外す必要があるパーツもなく、特別な技術は要しないと思う。既に古い部品はバラバラになって欠落しているため、パーツを取り付ける箇所はフリーになっている。ここに新しい部品のポッチを当ててやり、そのままブレーキペダルを少し押してやるとぽっちが押し込まれる形で装着完了となる。テコの原理は偉大である。その後、外していたブレーキランプのヒューズを戻して作業完了である。ここまで終えたら平時にブレーキランプが消灯していることを確認し、ペダルを踏んだ時にブレーキランプが点灯することを確認すれば完了である。所要時間5分も要していない。

今回のパーツはダメになれば勝手に欠落してくるので、スペアパーツを常備していれば安心だろう。車歴20年を超えて無交換の車両は近々破損するパーツなので、今のうちからスペアを常備しておきたい。部品がない場合でも、形状が似たパーツを挟み込めば応急処置にはなるはずだ。私は同じような形状を探す手間を考えて純正備品を取り寄せたが、別の車のパーツでも少々可能することを覚悟すれば使用可能だと思う。

久々にDIYでことなきを得て安堵している。(皆さんも作業を行う際は自己責任で)

作業前:
金色ナット部の反対側が欠落している状態。
黒いノッチ部がブレーキランプのスイッチでONになりっぱなしになっている。
作業後:緑色のラバーパーツを嵌め込み、平時にはスイッチがOFFになるようにしてやる。
破損した旧部品:粉々になってフロアマットに散乱する。

ブレーキペダルストッパーラバー・その1

先日、少し車両を動かしていたときふと車両の後ろに回ってみると、ブレーキランプが点きっぱなしであることに気がついた。スモールをつけたかな?と思ってライトスイッチを見ると消灯位置にある。このまま車両から離れていたらバッテリーが上がるところだった。改めて運転席足元をみると砕け散ったプラ部品が散乱していた。どうやら有名なブレーキペダルストッパーラバーの劣化(崩壊と言うべきか?)と言う事態に気がついた。

とりあえずランプの点灯を消したかったため、まずバッテリーケーブルを外すことを考えたが、考えて見ると車両を動かすことができなくなるので面倒である。バッテリーの次に電源をカットできるのはヒューズだと考え、改めて室内側のヒューズボックスを見てみると、ストップランプが独立して存在していたのでこれを抜くことにした。

結果的に常にブレーキランプが点かないので、厳密に言うと保安基準的には適合しなくなるがやむを得ない。取り急ぎ部品番号を調べて見ると在庫がありそうなので、早速発注して到着を待つこととした。

ただし、改めて構造を調べて見ると、ブレーキペダルを踏んだ時にストップランプのスイッチが入る仕組みだったので、同じようなサイズのスペーサーがあれば代用できそうな感じだった。何れにしてもこれが欠落することによって隙間が大きくなり、ストップランプのスイッチが常時入りっ放しになることが原因のようだった。

部品を購入したものの、姿勢的にペダル基部へのアクセスが可能かどうか?問題であるが、作業自体はスペーサーを押し込むだけなので難しくないと考えている。引き続きレポートしたいと思う。

※写真なくすみません。