年末に際し

今年は早々にパワーステアリングポンプが壊れるというトラブルがありましたが、それ以外は穏やかな1年を過ごせた気がします。

過去にリフレッシュ整備を行ってきましたが、そろそろ効果も薄れてくる頃なので、五感をフル回転して不具合を感じていきたいと思います。

皆さま良い年をお過ごしください。

グローバル本社

日産グローバル本社ギャラリーでは、日産ヘリテージカー総選挙で選ばれたヘリテージカーが数台展示されている。総選挙はすでに終了しその投票結果数は明らかになっていないようだが、いつも新車が展示されているターンテーブルにR32型スカイラインが展示されている。総選挙の最終結果が現れていると勝手に思っている。

R32デビュー時期を記憶している人間にとってみれば、ハコスカを抑えてのランクインは隔世の感を感じざるを得ない。R32型からもはや30年以上の月日が流れている。現代の若い人にとっては、R32型がハコスカ以上の存在となっているようだ。

R32型を復刻生産して欲しいとは言わないが、最新の技術で同じような存在の車両を作り出すことはできないのだろうか?R35型が悪いというわけではないが、現実感を持って接することが難しい感じがする。スカイラインという大衆車ベースで性能が超越した存在、という位置付けが日本人にとって絶妙と思う次第である。最近NISMOから発売されたスカイラインが限定車でなければ近い存在なのかな。

ようやく

次第に冬らしくなりつつある。秋という季節は昔と比べて極めて短いような感じがする。愛車には過ごしやすい時期といえよう。最近は週末に雨天でない限りは稼働させているが、暑い季節の間お世話になったプリウスとの比較を自ずと感じている。

最も顕著なのは、高速道路等を走行する際の安定感である。特に高速コーナーではロールスピードの違いを感じている。具体的にはプリウスの場合、高速コーナーではロールを大きく感じるとともにそのスピードが早めで、少し恐怖感を感じるのである。これは比較問題なので、プリウスだけに乗車している人にとってはあんまり感じられない部分であろう。いっぽうで街中での快適性は完全にプリウスに軍配が上がる。これは仕方のない部分であろう。30年前の車両にわずかでも現行に近い車より優れている、と感じられる部分があるのは嬉しいことである。