エアフロメーター交換(DIY)

随分前になるが、ある日突然に息継ぎのような症状、具体的にはエンジンの回転数が2000〜3000回転以上吹けなくなり、試行錯誤の結果、エアフロメーターの不具合であることが判明し、中古で購入し交換した。
なお、息継ぎのような症状が見られる、エンジンの回転数が上がらない、何か意図的に回転数が上がらないように制御されているように感じられる場合には、エアフロのトラブルである可能性が高い。

いまのところ、イグニッションコイル、パワートランジスターにトラブルがある状態は経験していないため、症状に比較は出来ないが、息継ぎのようなトラブルがある場合には、英乗と思われるエアフロと取り換えて症状を確認して見る価値はあるだろう。
なお、エアフロメータはR32〜R34まで同じ部品であるので、中古等を購入される場合は、RB26用のエアフロであれば問題ないと思う。

ユーザー車検

かつてユーザー車検を実施したことがある。1日目は光軸で不合格。再調整のうえ翌日検査に臨んだ際にはOK。 当時は前期型のプロジェクターライトを装着していたが、その調整にテスター屋が不慣れであったと察する。初日にはライトの調整スクリューを多く回され、プロジェクター部の損傷に至ったのではないかと思うが定かではない。

車検レーンでは最後に車体を激しく揺さぶられる。各部のガタなどを観察していると思われるが、その他も含めて目視している様子なので、下回りの事前チェックは必須と感じた。この際、ユーザー車検を実施したのは川崎陸運事務所。特にナンバープレートの管轄事務所でなくてもユーザー車検自体は受けられるようだ。1度不合格になると2度手間になることなどから、以降の車検はディーラ(プロ)に任せている。

ETC(DIY)

最近は高速の料金設定も含めETCが必須である。なお、現行のETCは2代目である。1代目は約10年前に装着、なぜか音声ガイドを発しなくなり2015年に交換。現行の2代目は音声ガイドの音がやや小さいものの、試行錯誤した結果、初代と同じ位置への装着するに至っている。装着場所には様々な議論があるが、セキュリティ的観点からグローブボックスの中に装着することが望ましい。装着機種によっては作動音が聞き取りずらい等の問題点もあるが、それらを勘案してもグルーブボックス内をお勧めする。グローブボックス内右横の壁面に装着しているが、装着にあたってはETC本体の位置をややかさ上げしないとETCカードの脱着が困難と考える。 厚さ1㎝くらいのゴムシートを購入、両面テープにて装着している。

 

事故修理(ディーラー作業)

1997年頃であったと記憶するが、多摩川の土手沿いを八王子方面に走行中、反対側車線が渋滞、その車両の隙間から別の車両が顔を出しており、そいつ(C33ローレル)が飛び出して来て当方の脇腹に突っ込んだ。
こちらは、Bピラーを中心に中破し(運転席ドアが開かない状態)、最終的にはその後の走行に伴って右のリアクウォーターガラスが粉砕された。

 

修理には1か月以上の月日を要したが(Bピラーの復元、運転席側ドア、ドアガラス、リアクウォーターガラス、シートベルト、ホイール1本交換等)ディーラー修理で直進するということで納得している。
この時点で一度買い替えを検討している。

しかしながら、この時点でも現在の車両を上回るほどに程度の良い車両は中々見つからず、また修理が満足に仕上がったこともあり、買い替えには至っていない。

ディーラー修理は一定の品質は確保しているようである。

タイヤ

購入時に装着されていた銘柄としてはダンロップW1。その後、RE711、RE010、パイロット・プレセダ、RE050にて現在に至る(順不同)  基本的にホイールはBNR32純正(16インチ)を使用している。  近年は純正サイズに適用したタイヤ選択(225-50-16)すら困難になってきていると感じる。今やプリウスやミニバンでも17インチ以上を装着しているんだもん。

 

内装

一般的に内装部品から製廃になっていく。
これまでの車両保管環境において紫外線による劣化は最小に抑えてきたと考えるが、それ以外の影響(専ら擦れ)で運転席のシートおよびフロアマット消耗が激しいと思われる。
BNR32に関しては、NISMOよりシートカバーが製品化されているため、やや高価であるがこれを用いることが有用と考える。また、シートの張り替えも視野に入ってくるがさらに高価である。
フロアマットに関しては、消耗品と割り切って10年くらいのスパンで交換することをお勧めする。
BNR32は運転席側のシートベルトがリクライニング調整用のダイヤルに干渉するようで擦り傷痕が残る場合がある。なお、干渉部分にスポンジを貼る等して対応することによって防ぐことは可能。

 

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RB26

BNR32の見せ場は、何といっても搭載するエンジンであろう。名機と言われているので、将来的にも親しまれ、生き永らえるエンジンであろうことは間違いない。  同じ形式のエンジンを搭載する車両は、BCNR33、BNR34、ステージアオーテックバージョンなどが挙げられ、変わり種としてはR32オーテックバージョンのNA仕様エンジンを搭載した車両であろう。現行で購入可能な車種には搭載されず、もはや生産中止となっているエンジンである。中古車で購入可能な車種というと、金額的に現実的な車両はBCNR33あたりかもしれない。 BCNR33といえども、20年を経過する車両になるので、相応の車両を選択する眼、およびその後のメンテナンスを要すると考える。

燃費

エンジンを載せ替えた前後においても殆ど変化が無かったことから、町乗りでは5〜6キロといった値が平均値だろう。なお、高速道路を走った時には9キロほどまで伸びたことがあるので、ノーマル車両である前提では実はターボを搭載する車両としては優秀な燃費ではなかろうか?  かつて親戚の結婚式に列席するため下関まで1夜で走行したことがあったが、夜間走行である程度スピードに乗っていると実に走りやすかった。  夕方東名の用賀ICから東名高速にアクセスし、夜中3時に中国自動車道の下関ICを降りて、一般道に出て道に迷ったら直ぐにパトカーに捕まって、車検証をチェックされた。こんな時間に横浜ナンバーの車がうろうろしていたのが怪しかったようである。

部品

10年目くらいから個々の部品が寿命を迎えるタイミングで故障が生じてくる。リフレッシュ作業で一定の部品を交換して行けば、故障のリスクも低減できると考える。  かといって、その全てを一新するのは困難である。考えられる部品は交換し、リフレッシュのサイクルから外れた部品は都度交換していくことになろう。必ず交換を要する部品として、インジェクター一式、エアフロメーター、イグニッション関係等エンジン周りの部品が挙げられる。私の場合はその他プロペラシャフト、燃料ポンプなども交換を余儀なくされているが。

なお、2016年現在、部品の製廃も進み、また存在する部品の価格も高価になっていると聞いている。乗用に問題ない箇所であれ修理を要する箇所があるのであれば早めの対応をおすすめしたい。20年以上経過して部品が出るだけでもよしとすべきか。

 

ボディ

年式的には全塗装を行っていても不思議はない。問題はその際どこまで手を入れているかである。窓枠等、外せる部品を外して塗装しているか?マスキングで済ませているか?は確認したいところである。色替えの車両は避けるべきと思う。特殊なカラーに塗装されている車両は部分補修が難しいと考えるからだ。

現状、それなりに艶も維持していると考えるが、日頃の注意点として挙げられるのは保管状況だと思う。新車時からの塗装はルーフくらいかなと脅されたが、冷静に考えると右フロントフェンダー、ルーフ、前後バンパーくらいが新車時からの塗装かなと思う。 なお、フロントのバンパーは小キズが目立ってきたので再塗装したいと考えている。 青空駐車場を選択せざるを得ない事情も考えられるが、紫外線の直射を避けるという意味では、ボディカバーの装着をお勧めしたい。ボディカバーで湿気を防ぐことは不可であることから、屋根つき車庫での保管をお勧めしたい。ボディに錆と思われる痕跡が現れてきた場合は早期の補修をお勧めする。錆は塗装面に現れる段階では、その下部に腐食箇所が潜んでいることが予想される。塗装面に錆による膨らみが現れた際には早急な対応を要すると考えたい。下回りや足回り、また目に見えない箇所には防錆処理もおすすめしたい。たいがいのトラブルは修復可能と考えるか、ことボディに関してはダメージが少ないに越したことは無い。その際に最大のネックとなってくるのが錆と事故歴であるのは言うまでもない。錆や事故歴によるダメージは補修不可能ではないが、金額的に相応を要する。側面下部のプラスチック製サイドスポイラーが剥がれかけるという事態に見舞われているが、ディーラによるとこの部位は再使用不可らしい。新品は製廃のためそのままとしている。再利用で復元する業者があれば良いのだが。

日常のメンテナンスとしては、

・雨天走行時の後には水滴を拭う。→ボディカバーは濡れている状態では使わない。

・たまにコイン洗車場等で下回りを中心に高圧洗浄を行う。→ボディも手洗いしてやり、その際、各部状態を観察する。

・ボディにシミが見受けられるときには、すぐに拭きあげてやる。

洗車時の吹きあげには「ゴールドグリッダー」を使用しており、今のところ引き続き使っていきたいと思う。

これまで20年に亘って車両を維持するに際し、新車時から引き継がれている部品はルーフ、トランク、ガラス類の一部、内装ぐらいのような気がする。
エンジン・足回りの部品はある程度年数が経って交換可能である場合が多いが、ボディ本体を構成するパーツは基本的に交換が効かないケースが多い。
また、走行距離を重ねることで生まれる経年変化、特に剛性のダウンと言われている変化は、オーナー本人でも体感することが難しい。

レースを行う訳ではないので極度に剛性ダウンを気にすることは無いと考えるが、町乗り中心である場合は錆の発生に敏感であってほしい。
繰り返しになるが小さな錆の発生が、次第にボディを蝕んでいくことに繋がることは予想される。

ボディは替えが効かない最終部品であると思って大事にしたいものである。

使い方

過保護にすることなく、雨天も含め日常の使用に問題ない状態を維持することを目標にしている。 維持にあたってはNA化やHICAS撤去等も勘案した。NA化については、手間がかかる割にパワーダウンすることが必至なので現状維持に至っている。 HICAS撤去については、今後の車両状態も勘案して判断していきたいと思う。 

2013年、脳神経の病に罹患し、その後運転を再開した直後は、車両感覚の把握に問題があったようで何回かぶつけたりしている。 近年、電車通勤が厳しい状況に至ったので通勤にも使用している。日常の足にすると燃費が悪い。通勤での使用も見越し、2016年の車検ではエンジンのゴム製部品、クラッチ交換等を実施し、5年程度の街乗りはこなせるであろうという整備を行っている。(ドラシャブーツがそろそろやばいかな)

スカイラインGT-Rとはいえ、基本的に普通の車であることには変わりない。

出会い

当初、ハコスカのGT-Rが購入対象(当時400万円程度)に入っていた。しかし、自分の時代のGT-Rとは?と自問した時に浮上したのはR32型であった。  R32のデビューと言えば1989年。大学生の頃で、デビュー当時は各方面から動力性能に対する評価は良好であった。当時横浜駅西口に黒いGTS-tが展示してあったのが印象に残っている。概ね400万円以上のハコスカGT-Rは、その値段もさることながら、その値段でも錆が浮いており、満足な状態に持っていくには相応の出費・手間を要する等、否定的に判断する材料しか見当たらなかった。錆てるクルマに400万円も払うのか?と考えたのも、ハコスカを排除する一因であった。R32GT-Rは歴代スカイラインも、ハコスカに匹敵する名車になると思ったため、購入ターゲットはタマ数も豊富なR32GT-Rに絞り込むことにした。平成のクルマなので近年の車両と同じような感覚で維持が出来るのも大きい。構造が複雑と思われる車種につき、保障の充実したディーラー中古車を考えていた。当時、ディーラー系の中古車を見ていたが、ディーラでも300万円弱くらいから手が届くようになっていたのも大きかったかもしれない。ディーラーをはじめ、10数台の車両を見てきたが、結果、日産プリンス 戸塚不動坂中古車センター(現存せず)に現在の車両が在庫していたこと、他にもう1台少し高価な車両もあったものの、この車両で手を打つことにした。(1995年。BCNR33デビュー直後)頭金として100万円を用意し、残金(200万円と少し)を3年ローンにした気がする。中古で320万円って当時でも高価な車だと思う。(今でも程度の良い車両はそれ以上するが…)車両購入時点はスピードメーターにキンコンと鳴る警告アラームが存在(すぐに撤去)、前オーナーも横浜ナンバー管内に居住していたようで、新車時からであろう横浜33ナンバーを維持している。購入にあたっては、前車DR30(鉄仮面ターボ)を友人に譲って、その売価を頭金の一部に充当したと記憶している。購入当時は意識していなかったが、今ではR32型は壊れやすいというのが定説になっている。その後R33,34と改変されるに従って性能向上は当たり前にしても、壊れやすさについても対策がなされていると聞く。実際に維持して感じるのは、壊れやすいと言われながらも常に不具合を抱え、修理に工場入りしているほどではないということである。比較の問題であるが、R32以前に所有していた車両次第で、従前の車両が頻繁なメンテナンスを必要とするのであったなら、不具合の多い車両とは思わないであろう。私の場合、この比較対象がDR30であったため違和感は感じていない。どこが壊れやすいかを押さえていれば問題ない範囲であると思う。比較対象が近年のトラブルフリーな車両であれば、手間がかかると感じるであろう。不具合が多いと感じられるコンディションから、状態が良くなって行く様子を眺めることを趣味としていくことが、維持へのモチベーションに繋がると考える。