ヘッドライト(DIY)

車両購入後、比較的早期にヘッドライトの交換(前期プロジェクターN1ライト)を実施している。現在ではN1ライトは高価、もしくは製廃になっていると思われるが、当時の新品部品はプロジェクターヘッドライトと比較しても安価であった。フロントのバンパーを外さずに交換するには特殊工具(小さいメガネレンチ)が必要であったと記憶しており、2度とやりたくない作業の1つである。

いずれにしろライトは暗い方である。根本的な解消にはHIDを装着するなどの方法しかないと思う。2016年、今更だがHIDキットの装着に至っている。スフィアライトの35Wの製品だがノーマルのN1H4)に比べると明るくなって十分に満足感が得られた。

その後、リレーのプラス端子が破損(鰐口が取れる)するというトラブルがあったが、照度は安定しているようである。このヘッドライトチューンはお勧めできる。

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LED化(DIY)

今回、室内灯等のLED化を図ることとした。
対象にしたのはヘッドライトのスモール球(T10)、メータパネル(T10とT5)、クラスタースイッチ(ムギ球加工)、3連メーター(T5)、エアコン操作部(T3)、室内灯、マップランプ、ライセンス灯(T10)、等である。

クラスタースイッチ球でスイッチの文字が光るという事実をご存知の方はいるだろうか?
もともと装着してあるムギ球を外し、ほぼ同様の大きさのLED球を装着、抵抗も半田づけして埋め込むという作業であるが、細かい作業が要求される。
なお、装着方法については他のHP等に詳しい記述があるので参考にしていただきたい。

LEDは製品によっては装着してしばらくするとちらつく個体もあるようなので、当面のウォッチが必要と思う。
(おかげで何回か内装をバラすことになった…)

ラジエター交換(ディーラー作業)

ガス臭い原因を点検してもらった際に発見されたラジエターからの冷却水滲みだが、エポキシ系の接着剤で一時的な修理を試みた。GM-8300という製品を使って肉盛り修理を試みた。

やはり、圧力のかかる場所のパテ盛り修理には無理があり、程なくラジエターアッシーでの交換を余儀なくされる。

乾燥後のパテ自体の強度は他の用途であれば問題無いと思う。
25年使い倒した純正品のラジエターは樹脂製であり、目に見えない箇所の漏れも怖かったので、パテ盛りが不完全に終わった時点で交換を行っている。

HICAS警告灯(ディーラー作業)

メータパネル内のHICAS警告灯が頻繁に付くようになった。ディーラーに点検に出すと、電圧の低下で点滅するケースが多い模様。本当にHICAS経路に問題がある場合は、点灯しっぱなしになるらしい。

バッテリーのマイナス端子からボディにアーシングして様子を見ているが、今の所(約1ヶ月経過)再発はしていない模様である。

マフラー交換(ディーラー作業)

2016年に2本目の社外マフラーに交換した。(NISMO NE-1) 当初に装着していた純正マフラーを加味すると、これで3本目ということになる。 2本目以降は社外品のステンレス製を選択しており、穴あきもなく10年以上は問題なく実用可能と思われる。 BNR32用のマフラーも選択肢が少なくなってきているため、選択肢があるうちに交換をお勧めしたい。 3本目に導入したNISMOマフラーはフロントパイプからのセットとなっており、フロントパイプから触媒も含めて一新できるのでお勧めしたい。 このマフラーに交換してから、タービンノイズ(ヒュー音)が大きくなった気がするが、いわゆる白煙は吹いていないのでしばらく様子を見たいと考える。 先代の今は亡きマインズVXマフラーと比較すると、NISMOの方が乾いた音であり、マフラーに依存するのか?別の部位によるものか?は不明であるが、10年以上前に装着したマインズVXマフラーがまだ使えるほどの消耗度であったことを勘案すると、もう少し使ってみても良かったかもしれない。

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セルモータ・オルタネーター(ディーラー作業)

予防措置の一環として、25年経過時にセルモーターとオルタネーターの交換を行った。セルモーターの交換は新車装着以来初の交換と思われるが、交換後には起動時の回転が早くなるなど交換効果が実感できた。できれば、車歴が10年~15年を経過する頃に1度交換を行っておくのが安心である。オルタネータの交換は過去に2回実施しているが、基本的に体感できる効果はないが、メータによれば発電量は若干上昇している。かつて、R30所有時にオルタネータの寿命を経験したが、その際は高速走行時にメータの警告灯が全て点灯したと記憶している。エンジンが動かなくなったのかと思った。 (エンジン起動のセルモータを回す直前と同じ現象)

 

エアコンのR134a化(ディーラー作業)

エアコン不良(効かない)の事態に見舞われた。
2014年に日産プリンスにてR134aキットへの全交換を行った。これであと10年はエアコンの心配は不要であろう。
普段は手が入らない場所であるだけに数年ごとのクリーニングが望ましいと言われた。

そう言えばコントロール部はかつて不具合が生じたため、一度オークションで購入した部品に交換している。
最近、オークションサイトを覗いてみたが、コントロール部の新品が出品されていたがとんでもない金額になっていて驚いた記憶がある。

2016年11月は関東地方でも積雪を記録する等、比較的早い時期から冬日を記録しているが、その寒さ厳しい日に乗車し、エアコンのスイッチを入れ、かつ内気循環をONにしたところ、少し時間が経過すると内気循環がOFFになり勝手に外気導入に切り替わっていることに気付いた。(途中エンジンは切っていない)

故障かなと思いつつ数回、内気循環をONにしてみたがやはり同じ状況。
別途調べてみたところ、外気と室内に著しい温度差が生じている場合には、勝手に内気循環が解除されて外気導入になるようである。
その日以降その現象は発生していないので、エアコンの故障ではなかった模様だ。

この期に及んで未知の機能を発見することに驚いた。

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ドアミラー(DIY)

以前、実家前に駐車時していた際に運転席側のドアミラーが基部からいたずらで折られるということがあり、折損したドアミラーをヤフオク中古品に交換することになった。それにしてもドアミラーだけを狙って折るという技をどうやって行ったのか?わからない。力任せに体重をかけたのだろうか?幸い、ボディサイド等への傷は見当たらなかった。

2014年になって左右ドアミラー基部の内装パーツ(黒い三角部品)を交換する。

サーキット走行の記憶

 初めてサーキットを走ったのは、20年くらい前のFUJIスピードウェイ(トヨタの資本が投入される前)と記憶している。この時ストレートで250kmあたりを出したのが今に至る最高速であるが、この後第1コーナー侵入時にノーマルのブレーキが効かなかったのが記憶にある。
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 その後、福島県のエビスサーキット西コースを走行したが、左に曲がるコーナーが上り坂になっている関係で、アテーサの効きを体感することができた。まさにフロントが路面を掻くという感覚が初めて体感出来た気がする。
 なお、その後TC1000を走行した時には、派手にスピンモードに陥ったため、その後アテーサは効いていないものと察する。
どうやらフロントトルクメータは作動しているがフロントへの実際のトルクは十分にかかっていないにではないかと推察される。 その後、さらに10年以上経過するが、警告灯の点灯もなく今に至っている。フロントに充分な駆動がかかっていない状況は変わっていないと予想されるが、日常走行には問題ないため放置している。 いずれGセンサー、アキュムレータの交換を試みて様子を見て行きたいと思う。
 ちなみに、その後も何度かアテーサの作動状態チェックを受けているが、異状なしの診断を受けており、かつメーターパネルの警告灯類も正常である。
 動作はするがトルクが満足に出力されないという壊れ方もあるのであろうか?
 引き続き状態を気にしていきたいと思う。

エンジン交換(ディーラー作業)

10数年前にエンジン交換を行った。
エンジン本体はBCNR33 N1。タービンはBNR34(ノーマル)×2としたが、基本的にエンジン本体は丈夫であるため、エンジン交換自体による変化は、せいぜい騒音の低下しか体感できなかった。
タービン交換の方が効果を体感でき、BNR34純正タービンはBNR32純正タービンと比較し、低回転域の過給し始めが早いと感じられた。
その他、補機類で新品交換していないのは、エアフロメーター(中古交換)、インタークーラー、パワートランジスタ、イグニッションコイル等が挙げられ、タービンについても再び交換時期に差し掛かっている。
エアフロ不調時にはフェイルセーフで2000回転以上エンジンが吹け上がらなくなるので直ちに体感できると思う。
エンジン交換作業は当時は品川に所在した日産プリンス東京 モータースポーツコーナーで行ったが、当時はオプション込みで約100万円であったのが、現在は約2倍の金額になっている。

エンジン換装後、暫くしてカ○○○座間でのオイル交換時の作業ミス(オイルフィルターのパッキン欠落)によるオイル漏れで、オイル量が激減した経緯がある。早期にオイル量の警告灯点灯に気が付き、エンジンオイルを足すとともに、近隣の日産プリンスでオイル再交換とオイルフィルター交換を行ったが、エンジン本体に全くダメージがなかったかと言えば疑問が残るところである。
その後10年以上経過するが、不具合は発生していないため、問題なしと判断する。

普段は、町乗りが中心であるため、高回転までエンジンを回す機会は限られるが、信号からの加速や料金所からの加速等で回す機会を得ている。その際、普段蓄積したモノかどうか不明であるが、マフラーから黒煙が噴出されるのが確認できる。後続車はさぞ驚くであろう。

エンジン交換後10年以上を経て、
①タービンはいつ逝ってもおかしくないこと
②タービン交換には約50万円を要すること
③タービンアウトレットは東名製を用いた方が望ましいこと、などを告げられている。

RB26のブーストは、エアホース配管に埋め込まれているオリフィスで制御していると聞いている。よって、今回のエンジン交換にあたっては、当該ホースをBCNR33のモノを用いることによって、若干のブーストアップを実現している。
このブーストアップを体感することは殆どできず、今回のエンジン交換一式の効果として最も体感できたのはBNR34タービンの導入である。
私のような鈍感な人間でも体感できたので、誰でも実感できるはずである。

足回り(ディーラー作業)

かつて、テンションロッドのみの交換を行ったことがあるが、その際は直進安定性の向上が体感できた。足回り全体を交換することがコストメリット的には高いと考えるが、全体交換の場合、個々の交換による効果が体感しづらいというデメリットが併存する。  今に至るまで、2度大がかりな足回りリフレッシュを行っている。  直近の実施は2012年に実施である。日産プリンス モータースポーツコーナーで行っている。 1度目の時はサスペンション・ショックアブソーバーにNISMO S-TUNEを導入、2回目の時はTEIN CSダンパー(車高調整式)を採用している。TEINダンパーの方が乗り心地的にはマイルドである。  2度とも、リアサスペンションメンバーはメンバー毎交換を行っている。  足回りのリフレッシュにはデフ(LSD)のオーバーホールも含まれているが、2度オーバーホールを実施した結果、次のオーバーホールは不可と言われている。(デフ自体の交換を要する)  なお、2回目の実施時にはプロペラシャフト、スピードメータ(ケーブルも)、ハブベアリング、また燃料ポンプの交換も行っている。

2回目の足回り交換で最も体感できた内容は、スプリング・ショックアブソーバーをTEIN CSに変更したことであろうか。
既にカタログ落ちした製品であるが、同等のスペックを誇るキットは製品化されていると思われるため、これの採用もありと思う。
基本的に車高調ということで、カタログに記載してあるスプリングレートは高くなっているが、いわゆる純正品と同じノーマル形状のスプリングレートとは単純比較できないと思うので、例えば、NISMOのS−TUNE(以前装着)でも若干乗り心地が固いと感じられる人には、こういうキットも推奨したいと思う。
また、車高調ほどのスペックは要らないので、敢えてノーマル形状を装着している方もいるかと思うが、使い方だけで選択肢を狭めることはなく、真に優先すべき性能を見極めて、それにマッチする製品を見つけた方が良いだろう。

部品等はカタログスペックだけでなく、実際に装着してみないと本当のところは解らないので、装着車への試乗や評判を耳にする機会等あれば大事にして欲しい。

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キーレス(DIY)

子供を乗せるようになったこと、手での施錠・開錠はドアノブのキズになるので、キーレスエントリーを装着するに至った。
コントロールユニットはバイパー製をセキュリティ機能を殺して使っており、追加が必要な運転席ドア側の作動モーターはR33純正を流用している。(ピッタリ装着できる)
配線の問題か、ドアウインドウ開閉とともに、勝手に助手席側のドアがロックされてしまうことがあるが、実用に問題ないためそのままにしている。
いずれR35用のコントローラ、キーを流用したいと考えている。
また、5年程前に運転席側のパワーウィンドウの動きが渋くなったので(時折動かない)、とりあえずスイッチ部を中古で交換。
故障部位に確証があった訳ではないが、交換後は満足に動いているので良しとしている。

ストラットタワーバー(DIY)

NISMO製のストラットタワーバーを装着している。

振動を軽減するというのが謳い文句であるパフォーマンスダンパー装着にあたってはNISMOのストラットタワーバー装着が必須となるため、パフォーマンスダンパーを装着する可能性がある人については、あらかじめNISMOのストラットタワーバーをお勧めする。

パフォーマンスダンパー装着にあたっては、若干ボディの加工が必要なため、装着実績のあるショップに作業を依頼することをお勧めしたい。なお、当初にNISMO S-TUNEダンパーを装着した際に、リアストラットタワーバーの基部を交換しないと双方を同時に装着することが不可であった。当時、その際はNISMOに出向けば、基部をタダで分けて貰った記憶があるが、今はS-TUNEがR32のカタログから外れてしまっているので、同様に取り扱ってもらえるかどうかは不明。

 

ユーザー車検

かつてユーザー車検を実施したことがある。1日目は光軸で不合格。再調整のうえ翌日検査に臨んだ際にはOK。 当時は前期型のプロジェクターライトを装着していたが、その調整にテスター屋が不慣れであったと察する。初日にはライトの調整スクリューを多く回され、プロジェクター部の損傷に至ったのではないかと思うが定かではない。

車検レーンでは最後に車体を激しく揺さぶられる。各部のガタなどを観察していると思われるが、その他も含めて目視している様子なので、下回りの事前チェックは必須と感じた。この際、ユーザー車検を実施したのは川崎陸運事務所。特にナンバープレートの管轄事務所でなくてもユーザー車検自体は受けられるようだ。1度不合格になると2度手間になることなどから、以降の車検はディーラ(プロ)に任せている。

ETC(DIY)

最近は高速の料金設定も含めETCが必須である。なお、現行のETCは2代目である。1代目は約10年前に装着、なぜか音声ガイドを発しなくなり2015年に交換。現行の2代目は音声ガイドの音がやや小さいものの、試行錯誤した結果、初代と同じ位置への装着するに至っている。装着場所には様々な議論があるが、セキュリティ的観点からグローブボックスの中に装着することが望ましい。装着機種によっては作動音が聞き取りずらい等の問題点もあるが、それらを勘案してもグルーブボックス内をお勧めする。グローブボックス内右横の壁面に装着しているが、装着にあたってはETC本体の位置をややかさ上げしないとETCカードの脱着が困難と考える。 厚さ1㎝くらいのゴムシートを購入、両面テープにて装着している。

 

タイヤ

購入時に装着されていた銘柄としてはダンロップW1。その後、RE711、RE010、パイロット・プレセダ、RE050にて現在に至る(順不同)  基本的にホイールはBNR32純正(16インチ)を使用している。  近年は純正サイズに適用したタイヤ選択(225-50-16)すら困難になってきていると感じる。今やプリウスやミニバンでも17インチ以上を装着しているんだもん。

 

内装

一般的に内装部品から製廃になっていく。
これまでの車両保管環境において紫外線による劣化は最小に抑えてきたと考えるが、それ以外の影響(専ら擦れ)で運転席のシートおよびフロアマット消耗が激しいと思われる。
BNR32に関しては、NISMOよりシートカバーが製品化されているため、やや高価であるがこれを用いることが有用と考える。また、シートの張り替えも視野に入ってくるがさらに高価である。
フロアマットに関しては、消耗品と割り切って10年くらいのスパンで交換することをお勧めする。
BNR32は運転席側のシートベルトがリクライニング調整用のダイヤルに干渉するようで擦り傷痕が残る場合がある。なお、干渉部分にスポンジを貼る等して対応することによって防ぐことは可能。

 

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RB26

BNR32の見せ場は、何といっても搭載するエンジンであろう。名機と言われているので、将来的にも親しまれ、生き永らえるエンジンであろうことは間違いない。  同じ形式のエンジンを搭載する車両は、BCNR33、BNR34、ステージアオーテックバージョンなどが挙げられ、変わり種としてはR32オーテックバージョンのNA仕様エンジンを搭載した車両であろう。現行で購入可能な車種には搭載されず、もはや生産中止となっているエンジンである。中古車で購入可能な車種というと、金額的に現実的な車両はBCNR33あたりかもしれない。 BCNR33といえども、20年を経過する車両になるので、相応の車両を選択する眼、およびその後のメンテナンスを要すると考える。

燃費

エンジンを載せ替えた前後においても殆ど変化が無かったことから、町乗りでは5〜6キロといった値が平均値だろう。なお、高速道路を走った時には9キロほどまで伸びたことがあるので、ノーマル車両である前提では実はターボを搭載する車両としては優秀な燃費ではなかろうか?  かつて親戚の結婚式に列席するため下関まで1夜で走行したことがあったが、夜間走行である程度スピードに乗っていると実に走りやすかった。  夕方東名の用賀ICから東名高速にアクセスし、夜中3時に中国自動車道の下関ICを降りて、一般道に出て道に迷ったら直ぐにパトカーに捕まって、車検証をチェックされた。こんな時間に横浜ナンバーの車がうろうろしていたのが怪しかったようである。

部品

10年目くらいから個々の部品が寿命を迎えるタイミングで故障が生じてくる。リフレッシュ作業で一定の部品を交換して行けば、故障のリスクも低減できると考える。  かといって、その全てを一新するのは困難である。考えられる部品は交換し、リフレッシュのサイクルから外れた部品は都度交換していくことになろう。必ず交換を要する部品として、インジェクター一式、エアフロメーター、イグニッション関係等エンジン周りの部品が挙げられる。私の場合はその他プロペラシャフト、燃料ポンプなども交換を余儀なくされているが。

なお、2016年現在、部品の製廃も進み、また存在する部品の価格も高価になっていると聞いている。乗用に問題ない箇所であれ修理を要する箇所があるのであれば早めの対応をおすすめしたい。20年以上経過して部品が出るだけでもよしとすべきか。